「ついに我が隊にも配備されました、ローゼンメイデントロイメント
　　　　　ドラマCD！！」

「「いやっほ〜〜〜〜〜〜う！！」」

「イヤしかし隊長、ドラマCDに設定資料集、フィルムブック……もうすぐ
　　　　　我が隊のローゼン関係の投資も１万円を超えそうですね」

「最近ローゼンの話しかしてないが、何故かタイトルは
　　　　　『シスプリ最前線で戦う男達』だしな」

「まぁ、それは言わないお約束……早く聴きましょう隊長、わしは
　　　　　さっきから手の震えが止まりません」

「わかったわかった……それじゃあ、再生するか」

・・・

（４４分経過……）

・・・

「…………」

「…………」

「…………」

「！…………るぎ過ゴス」

「副隊長、言葉がサカサマになってますよ！！」

「ワウッ、ワウッ！」

「いかん、隊長がタダの犬になってる」

「まぁ確かに、俺だって何度向こう側に連れて行かれかけたことか」

「このドラマCD、飛び道具認定だな」

「……いしろ恐とんな……もとい、なんと恐ろしい……」

「まず、翠星石のツンデレ極まれり」

「水銀燈の愛らしさ極まれり」

「雛苺のウザ可愛さ、極まれり」

「副隊長、ウザ可愛いって微妙な造語は誉め言葉ですか？」

「キツ過ぎる可愛さには薬と同様副作用があるのだ」

「まぁ真紅・蒼星石・金糸雀の冷遇ぶりはそりゃヒドいもんだが、
　　　　　それを差し引いたってこいつはスゴいぞ」

「そして何と言っても薔薇水晶」

「そんなにフォントサイズ大きくしちゃって……侍魂ですかここは」

「次回からこのコントのタイトル、
　　　『俺達、薔薇水晶にシバかれ隊』に変えようか……？」

「流石にそれはマズい」

「色々コントを展開しようと思ったけど、もう萌え疲れたし
　　　　今日はいいだろ」

「ちょっとまてよ！ 昨日とんでもない次回予告で引っ張ってただろ！？」

「別に良いだろ……このサイトの仕様上、あの程度の更新は
　　　　ログには残らないのだ」

「なんだそら……」

「とにかく、お腹一杯。これが伝えられれば本望だろう」

「おいおい……ちょっとでもやっておこうよ」

「どうやらわれわれはさいだいのききにちょくめんしてしまったようだ」

「やまだおれはおまえをここでたおさなくてはならない」

「次回予告のダイジェストをここで一気に消化するな！」

・・・

「そういえば、何か俺達、大切な何かを忘れている気がする」

「思春期独特の恥じらい？」

「いや、そういう微妙なものじゃなくて……」

「時事ネタかな……Yahooでも見るか」

WBC日本代表が初代王者に

「「ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ！！！」」

「ドラマCDに心を奪われ過ぎて、WBCの事をすっかり忘れていた」

「強豪キューバとの戦い……見たかったな」

「後悔は一片もないけどな」

「WBCは一度しか見られない。ドラマCDは何度でも聴ける。
　　　　　しかし、ドラマCDの方が大事だ」

「あんたらは本質的な所で
　　　大切な何かを忘れてますね……」