2006/4/25


「夢の中の庭師」頒布予定CD-ROM、
「ローゼンバカ一代目」
PRコントその1



「ネタ満載CD-ROMこと『ローゼンバカ一代目』鋭意製作中です。
     今のところ翠星石のSSが一本仕上がっていて、もう一本のSSを
     執筆中であります」

・・・

「今回は、その一部紹介ということで、製作中のSS(?)こと
    『完全翠星石マニュアル』の一部をご紹介します」

・・・



完全翠星石マニュアル(立ち読み版)



 はじめに

 本書は日に日に高まる翠星石人気に応える為に著されたものである。

現在日本列島を覆うツンデレ人気に乗じてか、それとも元々可愛すぎるのか、

(筆者としては後者を推したい)翠星石の需要は「妹」そっちのけで

赤マル急上昇中である。原作・アニメにおける妹の冷遇ぶりを

見るにつけ、明らかに目につくひいきぶりは、主役を今にも

食わんかといった勢いである。


(中略)


本書には翠星石のマスターとして必要だと思われる事のエッセンスを

簡略に、かつ原作の詳細な解釈に根ざして的確に記述している。

この一冊を読むか読まないかで、翠星石と契約できる可能性が

ぐっと高まるのだ。このまま、宝クジが当たるのを待つか、それとも

チョコ○ットでヒットが出るのを待つか? その答えは明らかである。

是非、本書で翠星石の極意を掴んで欲しい。

そして、憧れの翠星石との生活を楽しんで欲しい。健闘を祈る。


 第一章・心を病もう

 心を病むということは薔薇乙女の契約者に必要不可欠な要素である。

コミックスやアニメでも、殆どの契約者が何か心に病的なものを持っている

所に注目したい。「ローゼンメイデン」とは、そのような病んだ契約者と

ドールズが生活することで、お互いの精神を成長させていくひとつの

ビルディングロマンスなのである。


(中略)


 なるべく外出も控え、買い物は家族などに頼るのが望ましい。

食卓は囲まず、自分の部屋でとる。とにかく、ひきこもることだ。

その時、美人の姉を泣かせようが気の良い担任を困らせようが、

決してひきこもりを止めてはいけない。良心の呵責があっても、

翠星石との生活の為にはやむなく犠牲にしなければならない。

 暇つぶしには通販のクーリングオフを楽しむのが最適だろう。

他人を困らせて楽しむという後ろ向きな娯楽に興じる事で、より一層

陰惨な精神は育つ。

(ただし、ミニカー収集等の『他愛も無い趣味』も残しておくべきである。

詳しい理由は後述するが、ただ陰惨なだけだと水銀燈がやってくる

可能性が高まってしまう、とだけ書いておこう)


(中略)


 第二章「老けよう」

 翠星石と蒼星石の鞄は、えてして「空白の老人」の所に届く。

実際に確認されている例は少ないが、最初から若者の所に鞄が

飛んできたという記録は無いので、より可能性を高める為に

「老ける」というのをダメ押しとして実行すべきなのである。


(中略)


 最近は日本もグローバル化の影響でアジア地域からの留学生を

多く受け入れる傾向にあるようなので、タイ人留学生の友人を

作るのは容易だろう。なるべく、タイ人留学生とは「おんぶにだっこ」の

関係が望ましい。「お前、なんか友達というより介護されてるみたい」と

言われる状態が理想的である。タイは仏教国であるから、弱者への

救済は修行の一環とされている。なるべく留学生の前では

1人では歩くこともままならない哀れな姿をアピールすべきだろう。




・・・

「えー、ローゼンファンなら思わずニヤリとする描写だけでなく、
    タイ人留学生という突拍子も無いキーワードも満載でお送り
    しております。ローゼンバカ一代目、五月五日に『夢の中の庭師』で
    300円にて頒布予定!
当日は翠星石-23に是非お越し下さい



「……ホントに売れるのかよ?」



 

 

2006/4/26


「夢の中の庭師」頒布予定CD-ROM、
「ローゼンバカ一代目」
PRコントその2



「おいナカジマ、その買い物袋なんだ?」

「ああ、ちょっとビックカメラで買い物してきてな……今度のCD-ROM用に」



「マイク? 一体何に使うつもりだ……」

「山田、俺がロクでもない目的以外の買い物をすると思うか?

「……お前に聞いた俺がアホだった」

CD-ROMにいくら小説詰め込んでも埋まらないし、ここはひとつ
    容量を活かす為にマイク使って何かやろうということさ」

「まぁ750M入るディスクに1M未満のデータだったら、なんだか
    もったいないというかやりきれない感じだな」

「とりあえず今回の目標はコメディ部門優勝だから」

「よくわからんが、ローゼンの絵とか一切ナシで笑いを取りに行く方針
    やってるのは、うちぐらいのもんじゃないか?」

「おばあちゃんは言ってた……一等賞を狙うなら、競争率の低い
    所を狙えって

「えらい後ろ向きなバァさんだな……」



 

 

2006/4/27


「夢の中の庭師」頒布予定CD-ROM、
「ローゼンバカ一代目」
PRコントその3



「おい山田、『若奥様』って『young wife』でいいかな」

「いきなりどうしたんだ? ていうか、とんでもない直訳だなソレ」

「『ざざ虫』ってどう翻訳すればいい?」

「そんなもんエキサイト翻訳にでも突っ込めば良いだろうが」

「ここはちょっとヒネリを入れて『Rat's penis』っていうのはどうかな」

「だから、さっきから何の話をしてるんだ?」

「『薔薇水晶改造計画』の英訳版を作ってる」

「また無駄にけったいな事を……」

「後半の白崎とか『Oh,Yes!! Good! Gooooood!!』ばっかり言ってやんの」

知るかそんなもん! 大体、お前そんなに英語得意じゃないだろ」

「足りない分は勢いと情熱でカバーだ」

「大体、中の人はついこの前まで受験生だったから多少英語が
    わかるだろうが、英語をすっかり忘れてるお客様もいるだろう」

「誰が英訳した文章を読ませるだけにするものかよ」

「え?」

「声に出して読めば、雰囲気は伝わるハズだ」

「ちょwwwwwww おまwwwwwwwww」

「その為のマイク購入です」

「こいつはいよいよロクでもなさMAXだぜ……」

「ネタ満載CD-ROM・ローゼンバカ一代目、インチキ英語も
     盛り沢山
でお送りします」

「白崎のあのセリフ、薔薇水晶のあのセリフは、英訳するとどうなるか!?
    そして、それを声に出して読んでしまうとどのような化学変化が
    起こってしまうのか!!?」

エキサイト翻訳も裸足で逃げ出す新感覚エンターテイメント、
    "ローゼンバカ一代目"」

「『夢の中の庭師』は、翠星石-23に突撃だ!」





 

2006/4/28


「夢の中の庭師」頒布予定CD-ROM、
「ローゼンバカ一代目」
PRコントその4


「そういえば言い忘れていたが、お前達は今度のCDに収録予定の
    コントには出られない
ぞ」

「え!? そうなんですか」

「同人デビューに向けてダイエットしてたのに……」

「なんというか、著作権の都合? まぁ利益が発生するわけだから、
     お前達のようなどこぞのプラモの箱絵から拝借した
     キャラを使うわけにはいかんのだ」

今更同人で何をいわんやって感じがしますけどね」

「その辺の認識の曖昧さがなんともケッタイな所ではあるが、
     まぁその代わりに代役が用意されている」







「ラビ山ウサ夫」(らびやま うさお)

山田の代役。「座って一畳寝て半畳の森」で、つつましやかな
家庭の大黒柱を務めている。気が小さく怒りっぽいが、
基本的にイイヤツなので友達は多い。



「海堂スネ吉」(かいどう すねよし)

ナカジマの代役。飄々としていて掴み所が無い。
いつでも何か考え事をしているが、周囲から見てみると
ただボーッとしているだけにしか見えない。



「ますらお」

副隊長の代役。力強くて頼りになる。いかついけど優しいよ。



「長老」(ぷれしでんと)

CD版オリジナル。とても賢い。若干アルツハイマーの兆候あり。




「拙者の代役は!?」

「お前使いにくいから今回は勘弁なってことだろう」

「そんな殺生な!」

「一体こいつらで何をやろうというのだ……」

「七人の侍……かな」

「は?」

「中の人がこの前『七人の侍』を見て、えらく感動したんだな。
     『薔薇乙女って七体だし、ミックスして遊べるジャン?』とか
     言い出して、今度のアイコンコントは『七人の侍』が
     ベースになるようだ」

「『七体の薔薇乙女』……」

「一体どういう風にしてローゼンと黒澤ワールドのツジツマを
    合わせるつもりだ……?」

「ここであらすじだけチョコっと紹介」




  時は戦国時代、リゾート開発に燃える大企業『海馬コーポレーション』(KC)は、
  日本各地の原生林を次々と伐採し、いびつなリゾート開発を進めていた。

  スピードワゴン財団との提携により、止まる所を知らなくなった
  海馬コーポレーションの魔の手は、日本のどこかにあるという静かな森、
  『座って半畳寝て一畳の森』に迫っていた……不安な日々を送る
  森の仲間たちの所にも、ついに来るべき日がやってきたのである。

  「向こうでサングラスにスーツ姿の怪しい男を見た、KCの人間に違ぇねェ」

  恐怖におののいていた森の仲間たちの緊張は限界に達した。
  いよいよ自分達の番か……泣き叫ぶ仲間たち。

  「泣いていても仕方が無ェ、長老に相談するべ」

  相談を聞いた森の奥に棲む長老は、ある昔話を始める。

  「おらぁ確かに見ただよ……あの時、森はあらかたヤられちまったが……
  ただ一つの森、薔薇乙女が守っていた森だけは無事だっただ……」

  森を守る方法はただ一つ。世界のどこかに存在する薔薇乙女達を
  探し出し、契約を交わす事。

  こうして、ルンルン、ウサ夫、スネ吉、ますらおの4匹の、
  薔薇乙女を探す旅が始まるのであった……。



「迫り来る海馬コーポレーションの魔の手から、果たして
     森を救う事ができるのか!? 劇場版アイコンコント
     『七体の薔薇乙女』。CD-ROMでもよろし……ルンルン!!



モドル

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