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2006/9/27


「ついにオレもS.I.C.化決定ディス!!」

ヒビキが先にS.I.C.化した時にはどうなるかと思ったが、
     なんとか販売になって良かったな」








「いいよなぁ、お前らは……」

「「あ!」」

「ジョーカー、お前だって既にメガハウスでカッコイイの
     出回ってる……
なのに俺と来たら、何だ!!」

「どーせ俺なんて……」

「うっ……師弟揃って出てきたな」

「橘さんだって、封印モンスターがメガハウスで出てるじゃないですか」

黙れ剣崎!! お前だけは無かった事にされると内心、
    安心していた
というのに……」

「そ、そんな……」

「主役>>準主役>>(超えられない壁>>封印モンスター>>>>>脇役」

「む、ムツキ! 俺は準主役じゃなかったのか!?

「あんたまだ自分の立場がわかってなかったのか……」

「ウソダドンドコドーン!!!!!」

「それ俺のセリフですよ!」

「調子に乗るな! 劇場版カブトでは、ヘラクレスがどういう扱いを
     受けたかをよく思い出す事だな!!

「確か<ネタバレ反転>コーカサスに瞬殺された噛ませ犬</反転>
     でしたっけね……」

「ううっ……一応世界最強のカブトムシなのに……」

「しかし、カブトではクワガタが大活躍じゃないか。
     なんだっけ、ゼクト最強のライダー?

「あのー、橘さん?」

「何だ?」

「先週のガタック、ザコの成虫にやられてます……」

つ 「証拠動画」

「なっ……」

「ギャレン……不憫な奴」

「ク、クワガタはともかく、銃使いはどうだ!? カブトにも確か
     物凄いイケメンの銃使い
が居たはずだぞ!!」

「ヒント:途中退場

「ヒント:大人の事情

「まぁ何にせよあんまり強いライダーじゃ無かっ……あっ、
    ゴメンナサイ、橘さん!!

「ううっ……戻りたい、クウガぐらいの時代に戻りたい

大丈夫ですよ橘さん、またクワガタ・銃使いの時代が来ますよ!」

うるさい!『大尉君にもその内カノジョできるよ!』って無根拠な
     社交辞令を言う腹の立つサークルの女
みたいな事を言うな!!」

「帰りましょう橘さん、いつだって勝ち組は負け組の事なんて
    ワカッちゃくれないんです

「S.I.C.にでも何にでもなっとけよ! どうせ序盤グダグダで
    人気低迷の迷作・ブレイドのフィギュアなんて売れるワケねーんだよ!

「そ、そんな……」

「行くぞムツキ!」



***



<数日後>



「えっ? 橘さんが飲酒運転で交通事故?

「俺は未成年だから飲んでなかったんですけどね」

「仮にも子供のヒーローが飲酒運転で事故とは」

「なんていうか、この時期にタイムリーだな……」

「とりあえず、まぁヒーローとして言える事は一つだろう」



「車やバイクに乗る前の飲酒は控えよう!
     ライダーとの約束だ!」

「今まで視聴ありがとうございました。橘さんの事を
     忘れないでね!!

「……橘さん、ううっ……正義と平和への意思は俺達が受け継ぎます!」



「おいっ! 勝手に殺すな!!!

「「あ! 生きてた!!」」

「仮にもオリハルコンプラチナで構成されているライダーシステムが
    バイク事故ぐらいでオジャンになるワケ無いだろ!!」

「でも、とりあえず飲酒運転はしたんでしょ?」

「うっ……しかし、それは飲まないとやってられなかったというか……」




「おいコラッ!! お前そんな所で何やってんだ!!」

「アアーーーッッッ!!!」

俺のバトルホッパーにぶつかっておいて、何も無しで済むと
     思っているのか! しかも飲酒運転で!!」

「すいません、しかしこれには事情が……」

そんなもん知るか! お前は社会的に抹殺だ!!

「ウソダドンドコドーン!!!」

「きょうび、飲酒運転で御用はキツいぞ!」






「ついに社会的にもなかった事にされてしまったか……」

「いやぁ、負けのスパイラルって本当にあるんですね!

「「こわいなぁ、ハッハッハ!!」」

「あんたらホンマに鬼や……」



仮面ライダー剣・Missing work (主に橘さんの人生)




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