「ついにオレもS.I.C.化決定ディス!!」 「ヒビキが先にS.I.C.化した時にはどうなるかと思ったが、
なんとか販売になって良かったな」
「いいよなぁ、お前らは……」
 「「あ!」」
「ジョーカー、お前だって既にメガハウスでカッコイイのが
出回ってる……なのに俺と来たら、何だ!!」
「どーせ俺なんて……」
「うっ……師弟揃って出てきたな」
「橘さんだって、封印モンスターがメガハウスで出てるじゃないですか」
「黙れ剣崎!!
お前だけは無かった事にされると内心、
安心していたというのに……」
「そ、そんな……」
「主役>>準主役>>(超えられない壁>>封印モンスター>>>>>脇役」
「む、ムツキ!
俺は準主役じゃなかったのか!?」
「あんたまだ自分の立場がわかってなかったのか……」
「ウソダドンドコドーン!!!!!」
「それ俺のセリフですよ!」
「調子に乗るな!
劇場版カブトでは、ヘラクレスがどういう扱いを
受けたかをよく思い出す事だな!!」
「確か<ネタバレ反転>コーカサスに瞬殺された噛ませ犬</反転>
でしたっけね……」
「ううっ……一応世界最強のカブトムシなのに……」
「しかし、カブトではクワガタが大活躍じゃないか。
なんだっけ、ゼクト最強のライダー?」
「あのー、橘さん?」
「何だ?」
「先週のガタック、ザコの成虫にやられてます……」
つ 「証拠動画」
「なっ……」
「ギャレン……不憫な奴」
「ク、クワガタはともかく、銃使いはどうだ!?
カブトにも確か
物凄いイケメンの銃使いが居たはずだぞ!!」
「ヒント:途中退場」
「ヒント:大人の事情」
「まぁ何にせよあんまり強いライダーじゃ無かっ……あっ、
ゴメンナサイ、橘さん!!」
「ううっ……戻りたい、クウガぐらいの時代に戻りたい」
「大丈夫ですよ橘さん、またクワガタ・銃使いの時代が来ますよ!」
「うるさい!『大尉君にもその内カノジョできるよ!』って無根拠な
社交辞令を言う腹の立つサークルの女みたいな事を言うな!!」
「帰りましょう橘さん、いつだって勝ち組は負け組の事なんて
ワカッちゃくれないんです」
「S.I.C.にでも何にでもなっとけよ!
どうせ序盤グダグダで
人気低迷の迷作・ブレイドのフィギュアなんて売れるワケねーんだよ!」
「そ、そんな……」
「行くぞムツキ!」
***
<数日後>
「えっ?
橘さんが飲酒運転で交通事故?」
「俺は未成年だから飲んでなかったんですけどね」
「仮にも子供のヒーローが飲酒運転で事故とは」
「なんていうか、この時期にタイムリーだな……」
「とりあえず、まぁヒーローとして言える事は一つだろう」
「車やバイクに乗る前の飲酒は控えよう!
ライダーとの約束だ!」
「今まで視聴ありがとうございました。橘さんの事を
忘れないでね!!」
「……橘さん、ううっ……正義と平和への意思は俺達が受け継ぎます!」
「おいっ!
勝手に殺すな!!!」
 「「あ!
生きてた!!」」
「仮にもオリハルコンプラチナで構成されているライダーシステムが
バイク事故ぐらいでオジャンになるワケ無いだろ!!」
「でも、とりあえず飲酒運転はしたんでしょ?」
「うっ……しかし、それは飲まないとやってられなかったというか……」
「おいコラッ!!
お前そんな所で何やってんだ!!」
「アアーーーッッッ!!!」
「俺のバトルホッパーにぶつかっておいて、何も無しで済むと
思っているのか!
しかも飲酒運転で!!」
「すいません、しかしこれには事情が……」
「そんなもん知るか!
お前は社会的に抹殺だ!!」
「ウソダドンドコドーン!!!」
「きょうび、飲酒運転で御用はキツいぞ!」
「ついに社会的にもなかった事にされてしまったか……」
「いやぁ、負けのスパイラルって本当にあるんですね!」
 「「こわいなぁ、ハッハッハ!!」」
「あんたらホンマに鬼や……」
仮面ライダー剣・Missing work 完(主に橘さんの人生)
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