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2006/3/19 |
「いやー、S.I.C.の仮面ライダー555シリーズ、カッコイイですね!」 「ああ。龍騎シリーズに引けを取らないラインナップ…… 「橘さん、次のS.I.C.仮面ライダー……響鬼ですよ」 「「なっ……!!」」 「ムツキ、滅多な事を言うもんじゃない。まるで俺達が 「だから、実際無かった事になってるんでしょ」 「貴様!
番組終了後にもちょくちょくテレビに出られているからって 「橘さん! 嫉妬はみっともないですよ」 「黙れ剣崎! 俺は嫉妬など……ううっ……!」 「オダギリジョーはいわずもがな、カナメジュンとかカシュウトシキとか、 「歌手デビュー、できると思ってたんだけどな……」 「今のオレ達……いわゆる失業中ですよね」
「中の人もうまいこと言ったつもりなんでしょうね……」 「とにかく、このままではオレ達はニートになってしまう。 「待て剣崎!
そのことについてだが、私に良い考えがある。」 「ホントですか橘さん!」 「嫌な予感がする……CV:玄田哲章だけに尚更……」
「「トミノにようこそ、ジュリエッタ!」」
「どうせロクでもない事だとは思ってたけど、まさかここまで 「おい、どうして俺までこんなホストみたいな事をやらなくては 「今世間は静かなホストブーム。ここでひとつ、ホストクラブで 「俺をややこしい事に巻き込むな!」 「カナメジュンとかが夜王に出てるのが悔しかったんだろうな……」 「流石ですね橘さん! オレ、頑張ってナンバーワン目指しますよ!!」 「こういう時、バカが羨ましく思える……」 「何を言うか剣崎、ナンバーワンホストはこの俺、星矢だ」 「早くも源氏名かよ……」 「下らん……あまりひどいようだったら、俺は帰るからな」 「橘さん! 早速お客様ですよ」 「星矢だよ!」 「つか、来る人いるんだ……」
「どうやらそのようですぅ」
「「トミノにようこそ、ジュリエッタ!」」
「ヘンな奴なのー!」 「ハッハッハ、お嬢さん方、ようこそホストクラブ『トミノ』へ」 「思いきりハズしてるな……」 「……」 「……ハジメ?」 「……ムツキ、俺は少し頑張ってみようと思う」
「うぅっ……と、とりあえず、席に案内するですぅ」 「よろこんで!」 「ホストクラブっつうか、居酒屋だよなこのノリ……」 ・・・ 「翠星石は、いつもこんなお店に行ってるの?」 「も……もちろんですぅ!
翠星石ぐらいの淑女ともなれば、 「すごいの〜っ! ちょっぴりオトナなのねv」 「おいそこのとんがった奴! いつものを持ってくるですぅ」 「お、俺のことですか!?」 「いつものも何も、今日オープンしたばっかだろう」 「困ったな……冷蔵庫にはイモ羊羹と缶コーヒーしか無いぞ」 「準備悪すぎだろ!
まぁとりあえず甘いものがあるなら、それで 「わぁv 翠星石の好物じゃない。ホントにジョーレンさんなのねvv」 「ふふん……まぁ、ざっとこんなもんですぅ」 「そちらのお嬢様には何をお持ちしましょう?」 「ヒナはねぇ……白くてー、黒くてー、赤くてー……うにゅー!」 「そんなもん、あるわけないですぅ。全く、チビはこれだから……」 「う、うにゅー? 何の事ですかね橘……もとい、星矢さん」 「鉄火巻の事だろう」 「違うのぉ! うにゅーなの!!」 「苺大福ですか、すぐにご用意します」 「うわぁーい! カマキリさん、うにゅー買ってきてくれるのv」 「流石ロリス! 幼女の事となるとカンが鋭い」 「あ……お代はサービスです。私からのほんの気持ちですよ」 「ホストが貢いでどうすんだよ……」
「ごちそうさま、カマキリさん。 また来るのv」 「いつでも待ってるよ、ヒナちゃん」 「えーと、お会計の方、お二人様で8000円です」 「ツケで頼むですぅ」 「ツケ!?」 「……? ねぇ翠星石、ツケってなぁに?」 「ふふん、こういう所で『ツケで頼む』というと、タダになるのですぅ。 「お客様、当店ではツケはききません。キャッシュかクレジットカードで 「ダメなんだって。どうするの?」 「お、おかしいですぅ……えーっと、えーっと、こういう時は……」 「こういう時は?」 「スイドリーム!」 Grooooooooooow!!!! 「わぁっ! 何なんだこの樹は!?」 「この不思議な能力……まさか、新たなアンデッドか!?」 「人聞きの悪いヤローですぅ!
ドールに向かって 「ドール……もしや、新たなトライアルシリーズでは!?」 「クソッ、まだ残党が居たのか……」 「何をわけのわからないことを……って、このスキに逃げるです、 「待て! トライアルシリーズめ!!」 BANG! BANG!! 「あーっ! 翠星石をいじめちゃダ……」 「ダメーッ!!」 Shoooooooooot!! 「ぐぇぼっ!! な、何をする! ジョーカーがまた暴走したのか!?」 「ヒナちゃんを倒すというのなら……容赦はしないぞ、ギャレン!」 「ハジメ!
ツラいだろうが相手はトライアルシリーズ。俺達ライダーに 「黙れ!
お前にはわからないのか……?
彼女達はまだ幼い。 「た、確かに……」 「何を言う! 現に、この店を樹だらけにして破壊しているんだぞ!」 「あのー、橘……もとい星矢さん」 「何だ!?」 「もう2人とも居ませんよ」 「ああ〜〜〜〜っっ!!」
「借金は増える一方。あるのはライダーベルト一本か……」 「しかし、ホストって難しいですねぇ」 「そりゃ誰もイキナリ変な人形が来るとは思わないよ」
その頃のカリス 「なるほど、そのスイギントウとかいう奴を止める事ができれば、 「チビ苺、こんなカマキリヤローを連れて帰るですか?」 「大丈夫! ジュンも優しいカマキリさんとなら仲良しになれるわv」
「アリスゲーム……どうやらバトルファイトの他にも、大変な
「アリスゲームについて……知ってる事があるのだけれど?」
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