短小版01

2006/5/15

童貞組短小版
「慶治君と小林君の朝」




「眠気覚ましにポーションはねぇだろポーションは」

「あのマズさが眠いのに丁度良いんじゃないかなと」

「それじゃあ、サユがねみぃ時に俺が後ろからどつけば良いんだよ」

「ええー、やだよw」

「こうやってこうやって」(ベシベシ)

「痛いって、痛いってw」



・・・


「先輩、起きて下さいよ」(ベシベシ)

「痛い痛い……なんで俺が殴られてるんだよ!!

「なんですかいきなり。いつまで経っても起きないからですよ」

「俺はさゆりさんと良い感じにちちくりあってたんだから、
      起こすのはヤボというものだ」

「単位落としてもいいなら、いつまでもちちくりあってりゃいいですよ」

「小林よ、どうして世の中には馴れ馴れしく女の子の頭を
      ぺしぺし叩ける男が居るんだろうなぁ

「朝からヘヴィな童貞論を……勘弁して下さいよ」

「だが、不思議とそのマネを俺がやってもキモいだけなのだ」

ボディタッチが上手いのはサッカー部と相場が決まってますよね」

「またサッカー部か! 気に入らんな……サッカーできたら
     ボディタッチも上手くなるのか?

「先輩はホントにサッカーとテニスが嫌いですよね」

「部員同士でチンコタッチでもやってりゃいいんだよ。あいつらは」

「少なくともサッカー部はそういうアホみたいな台詞吐きませんよね」

「やはり思春期に性欲をスポーツで昇華させなかったのが、
     俺の異性に対する意識が過剰になってしまう原因なのだろうか……」

はいはい童貞童貞。早く行かないと、電車行っちゃいますよ」

「なぁ小林、今俺達はどの辺に立っていて、あと何歩で
      童貞卒業なんだろうなぁ……

「考えるのはヤメといた方が良いですよ」

「ああ、今日もいつも通りの朝が来る。童貞の朝がな……」

「早く立つと良いですよねぇ、フラグ」

選択肢すら出てこない日が続くけど、頑張るぞ!」

「……そうすね。」




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