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2006/5/17


妹研究会レギュラー入りしてしまった」

「何やってんだアンタは……」

「いや、ラーメン二郎がスゲー食いたくなって高田馬場まで
      行った
んだけど、丁度その日が妹研究会の定例会の日でな」

「というか、妹研究会に行きたい気持ちとラーメン二郎に
     行きたい気持ちが半々
だったんでしょ?」

「まぁ、そんなこんなで早稲田の文カフェに行ったら、メンバーの一人から
      『君、もうレギュラーだから』って……」

「ついに両足突っ込んだって感じですね」

『もう戻れない』って、俺の脳内の栗林みな実も歌ってますよ……」

「で、どうだったんですか二回目の定例会は」

「とりあえず中の人のミクシィからそのまま転載するよ

「そのフレーズ、今まで使ってみたくてたまらなかったでしょ?」



・また食堂でアイスのコーン大量窃盗。ひたすらコーン。

・「コーンうめぇ!」「コーンうめぇよ!」何このサークル。

・あばばばばばばば

・一同、「二郎をもてあます」。二郎食いたい!

・高まる二郎コール。
 「二郎に長門を寝取られたい」
 「二郎にみくるを寝取られたい」

・春歌の誕生日にかこつけてる食事会なのに、
 いっこうにシスプリの話題が出ないのは
 妹研究会ではよくあること

・ハルヒの話はした。

・「二郎に彼女を寝取られるエロゲ」構想がぶち上がる。

・主人公はあっさりスープが売りのラーメン屋の店主。
 妻が二郎に行ってしまってから、人生の歯車が
 狂い始める。

・最終的に二郎の「大ダブル全増し増し」を貪る
 妻を小窓で眺めながらオナニーする主人公。

・「これは、ひぐらしを超える」確信する一同。

・この瞬間、俺はこのサークルについていこうと決意。
 やべぇ、妹研メンバーマジ天才。

・二郎到着!

・中盛りヤサイニンニクアブラ。

・食後、高田馬場の某書店でバイト中の幹事長に
 いやがらせをしに行く。

・「にんにくくせぇよ!」幹事長が怒った。

・「シャイニング娘。」をレジに持ち込む部員。

・寝取られ本のタイトルを幹事長にたずねる部員。

・「帰れ!」

・楽しい一日だった。また二郎食いたい。


「いやー、妹研メンバーは面白いし、二郎はうまいし……

「ていうか、妹研はみんな二郎中毒なんですね」

「ああ、極度のジロリアンさ……あのゲロみたいなスープ、
      一度食ったらヤミツキだろう」

「ヤバいですよあのラーメン。何か仕上げの時に白い粉とか
     振りかけてるじゃないですか」

「俺は今まで天一派だったけど、二郎を知ってからはもう
      そっちに寝取られたね

「先輩、最近『寝取られる』って言葉よく使いますよね……」

「妹研メンバーが揃いも揃って寝取られ好きだからな」

「そうとう屈折してますね」

「妹研のトップに君臨するカノッサ氏は、『寝取られなきゃウソだよ』
      という金言を残していらっしゃるのだ」

「なんでそのサークルは部員同士をいちいちハンドルネームで
     呼ぶ
んだろう……」

「ちょっと間が空いたら『オナニーしてぇ』『寝取られてぇ』とか
      言い出すからな。これはちょっと中々見られない集団ですよ

「何ですか、『二郎にみくるを寝取られたい』って……」

これ言った人ホントに天才だと思うよ。そっから、延々と二郎に
      寝取られる女達の話
ばかりしていた気がする」

「たった二回出席しただけでもう訳知り顔ですよね」

『大ダブル全増し増し』と呟いただけで笑える体質にされたよ」

「今、およそ都民にしかわからん話をしてますよね」

「あー、二郎食いたいよ二郎……」

「……すっかり二郎色ですか」



・・・


「とりあえず妹研はいいとして、映画研究会の方はどうなんですか」

「いやー、新入生で班作って作品作るんだけど、俺の脚本が
      一発で通った
ので上機嫌な所ですよ」

「一体何を考えたって言うんですか」

「うむ、パチえもんと言ってだな……」


■話の概要■

パチえもんは21世紀から来た押しかけの居候である。

風呂の浴槽の中から出てきたパチえもんは、

さえない大学生、のぶおに様々な道具を与える。

ただし、別に道具に特別な機能は無い。


▼ひみつ道具紹介▼

・ドア

・竹トンボ

・ふろしき




「相変わらずナンセンス系のギャグですよねこれって」

「それが班長に大ウケでな。来週までに第一稿書いて来いという事だ」

「なんていうか、読んでて良かった吉田戦車ってトコロですかね」

「俺含めて素人同然のメンバー、最低限の機材、限られた時間、
      少ないロケ地……となれば、やれる事はひとつ、
      ナンセンスなコメディだけというのが俺の計算よ」

「限られた資材運用を云々……て、早くも軍師気取りですか」

「なんだかこのサークルで活動していれば、じきに俺自身の
      適正がわかるような気がする
よ」

「まぁ映画研究会は確かに『自分にできること』とか『等身大の自分』
     とかそういうのを探すのには有効ですけど、しかし、
     どうして妹研究会に入らなきゃいけないんですか?

面白い人と会う事は人生最大の喜びであるからして、
      できる限り色んな所に首を突っ込むことも大事なのだ。」

「なんか、珍しくマトモな事言ってる気がしますけど、
     正直、二郎目当てというのが大きいでしょ?」

「いやぁー、良い二郎フレンズができましたよ!」

「そりゃまたえらいケッタイな絆ですね……」




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