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2006/4/18

「私は 苦痛です 映画を 観るのが」

「むぅ、やはり1日1本はハードだったかな」

「どだい無理なんですよ、そこまで映画好きでもないし、まして
     将来の仕事にするつもりでもないものを毎日観るなんてちょっと
     間違ってるでしょ」

「まぁもちろんためになる映画はゴロゴロあるから、なるべく多く観る事に
      越したことは無いんだがな」

「どうします? やっぱり同人復帰しますか?」

それとこれとは話は別だ。今は自分との対話というのを大事に
      すべき時間であって、浅く広いお付き合いというのは大人になってから
      するものなのだ」

「トホホ……それじゃどうするんですか、これから」

「とりあえずおよそ1週間映画漬けになって分かった事といえば、
      本気で好きじゃないものを本気でやろうとすると体を壊すということだ」

「本気で好きなもの……ですか」

「やっぱり行き着く先はシスプリになるんじゃないかと俺は思っている」

「というと?」

「ほら、やっぱりCDとか再生不能にまるまで聴ける可能性
      あるのってシスプリ関連のCDだろ?」

「そうですねぇ、リピュア観てる時なんて、『結局俺はこれさえあれば
     幸せなのかもな』
って思いますね」

「俺達が4年間にすべきこと、それはやはりシスプリを極める事では
      ないのだろうかと思う」

「この所のシスプリ離れ・親ローゼンからまた一変しましたね」

シスプリ歴6年目ともなると、流石に理屈を超えた何かが芽生える」

「じゃあローゼンは何だって言うんですか」

「……島田紳助が沖縄で経営してる喫茶店?」

「またわかりにくい例えを……」

「とりあえず当面の目標は、シスプリのポータルサイトを作る事だ」

「ぽーたる?」

「言ってみれば研究施設みたいなものをだな。考察とかもまた再開して、
      このページひとつであなたも一つ上のシスプリ者、といった感じの
      所を作ってみるのがいいだろう」

「アクセス稼げませんよ、それだと」

バカもの! もはやそういう次元の話ではないのだ。いいか小林、
      シスプリを極める事が恐らく、俺達の次のステップを導く」

「でもたかだか1つのアニメですよ先輩。そんなのがとても将来とかに
     結びつくとは考えられない。どうせならアニメ全般を極めるべきです」

「違うな。現在のアキバ系文化がどんどん細分化しているというのに、
     あっちこっちのアニメを追い掛け回すというのは非常に効率が悪い」

「まぁ最近のアキバは、オタクといえども頷きかねる部分が多いですね」

メイドが街で踊っていても俺は嬉しくもなんともないよ。
      俺は月姫は15分で挫折したし、ライトノベルも大嫌いだ」

「思えば嗜好の対象も拡散しましたね」

「そこで、妹作品の金字塔であるシスプリに特化する事で、俺は
      この細分化を切り開く道を考えようかという事なのだ」

「なるほど……悪くないですね」

「アクセスの為ではなく、将来を見据えた研究としての更新だ。
      映画ばっかり観ているのよりか、いくらか面白くなるだろう」

「なんだか、物事が動き始めたって感じがしますよ」

「そうだな……何だかんだで、前にも後ろにも俺達には
      シスプリしかないのだろう

「……一体どういう思春期を送るとそういう思考体系になるんだ」

「よし、それじゃあまた映画観ようか

「どうしてそうなる!?」

調子に乗って借りすぎた。あと3本程消化してくてはならぬ」


・男はつらいよ ・七人の侍 ・代理戦争


「返却日いつですか?」

「……聞くな、何も聞くでない……」

「あんたの連帯保証人にだけは絶対になりたくないですね」


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