あらすじ。
激戦を潜り抜け、ようやく「バレンタインパーティー」へと辿りついた者は本部長、ハヤト、剣崎の3人。満を持しての突入であったが、
春風の「私もこんな赤ちゃんが欲しいな発言」で消滅してしまう……
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「反応が消滅……一体どうすれば良いんだ!?」
「よほど強烈な一撃があったらしい……まさか、蒸発か……」
「本部長までが蒸発だと!?
一体、べびプリは何を隠し持ってたんだ!」
「今の俺たちは満身創痍。悔しいが確かめに行く術も無い……だが……」
「だが……何だ?」
「蒸発したといえども、大気の中に本部長やハヤト、剣崎の原子が
漂っているならば、十分サルページ可能!!」
「で、できる……のか!?」
「これは、エヴァ最終回を観た俺なりの解釈であるが、まず――」
<中略>
「つまり、確かな自我さえ残っていれば肉体は再構築され、
再び最前線に舞い戻る事ができるのだ」
「なるほど、人を殺すのはいつだって『死んだ』という自覚なんだな……」
「死人が蘇るなど、これいかにもゆとりの発想なんだが、
しかし、死んでもらっては困る!
生きて戦う事がもはや義務の俺達には
死さえ敵前逃亡に等しいのだ」
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???
「くそう、力が入らない……俺は一体……?」
「ハヤト、しっかりしろ、ハヤト!
気を確かに持て!!」
「ほ、本部長の声がする……けど、一体どこに居るんですか?」
「お前も私も、同じ大気中に風となって浮かんでいる」
「え、ええ〜〜〜ッ!?
死んだも同然じゃあないですか!!」
「私やお前達、最前線の兵士達にとって姿かたちなどは些末な事に
過ぎん。心が確かにそこにあるならば、死んだ事にはならん」
「しかしどうします、このままでは先に進めません」
「ハヤトよ、私と合体するのだ!!」
「合体!?」
<Transform!!>
「強化外骨格、ケルベロス!!」
「どええええええっ!?」
「あらゆる場面に応じて形状を変化させ戦う万能道具。それが私だ」
「本部長、自由過ぎやしませんか……」
「お前と私のトゥルー力を併せれば、春風といえどもきっと突破できる!
さあ、私の中に入って来い!!」
「は、はいッ……!
あ、あたたかいです……」
///
「ウ、ウェイ!
誰ですか!?」
「ハヤトですよ……というか、剣崎さん、無事だったんですか!?」
「あまり大丈夫じゃないな……さっき、咄嗟に腹を切って、
仮死状態になって乗り切ったんだけど……」
「もうあさひは突破済みですか!
後は、僕が春風にマジレスすれば
ここは突破できますね!」
「が、頑張って……俺はちょっと無理し過ぎたみたいだ……」
<少しでも離れていろ剣崎、これから一発デカいのをぶつける!>
「は、はい!」
「本気返答術式……因果!!」
ウォーーーーーーン
「凄い!
一瞬でシャッターが開いた!!」
「なんというトゥルー力!
本部長、これはイケますよ!!」
<今の因果でケルベロスは63%の損傷を負った。やむをえん
代償ではあるが、最後に控える海晴姉までは温存しておけよ>
「了解です!」
「止血が終わり次第、俺もそっちに向かいます!」
「わかりました!
次に控えているのは……霙姉か……」
///
「なっ!
霙姉のシャッター、突破済みだって!?」
「お……遅かったな……待ちくたびれたぜ」
「ホーク1!」
<無事だったのか!>
「海晴姉にブチ込むつもりが、目標がズレて霙姉にマジレスしていた」
「とはいえ、容易ならざる相手だったでしょう……」
「危うく塵になり果てる所だった……気をつけろ、俺は確かに海晴姉に
マジレスするつもりだった。が、いつのまにか目標は霙姉に変わっていた」
<恐らく……お前の本能が咄嗟に危険を察知して、海晴姉を
回避したのだ>
「かもしれないです……海晴姉にぶつかっていれば、間違いなく、
消えて無くなっていたに違いない……」
「……ゴクリ」
<行くぞハヤト、もはや我々不退転! ここまで来たからには、
一歩たりとも後ずさる事は許されない!!>
「はは……まだ連載前だってのに、えらい話ですね!」
「誇れ、俺達は紛れも無く、歴史の目撃者なんだ……」
「征きます。必ず、真のトゥルーに辿りつきます!!」
――こうして、戦いの最終局面は一人の新兵に委ねられた。
最後に控えるは、長女・海晴!!
幾多のトゥルー長男を血祭りにあげた姉妹の長たる海晴に、
果たしてハヤトはマジレスすることができるのか!?
最前線で戦う男達の意思は、バレンタイン更新に
打ち克つ事ができるのか!?
高鳴るトゥルーの鼓動が、彼らに終末の刻を告げていた……
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