べびプリ最前線で戦う男達・特別編
第四幕 | ||||
これまでのあらすじ。 「バレンタイン更新」により壊滅した本部に集結した、各方面の 「べびプリ最前線で戦う男達」19人は、3手に分かれて行動を開始した。 北の司令室に向かったメンバーのひとり、横綱・櫻ノ海は激闘の末に 「立夏」を突破するも、足が破壊され行動不能となる。 一方、上空から直接司令室に突入しようとした本部長・ホーク1は 「海晴姉」に遭遇し、大混乱に陥れるという危機を迎えていた……。
「誰が行く?」 「フフフ……一番死に近い娘とあらば、私が行くのが適任であろう?」 「いや、ここは私に行かせてもらおう」 「神の加護をもたらそう、というわけだな? まぁよかろう……」 「それでは……行くぞ……ぐぬっ!!」 ウォーーーーーーーーン 「おい、いきなりシャッターが開いたぞ!?」 「しかし妙だな。まだヘラクレス殿は端末から離れられん」 「皆……先に行け!
どうやら今日は、ユキにつきっきりで 「なるほど……バレンタインパーティーに具合の悪いユキ。 「恐ろしい……趣向を変えて持久型の仕掛けとは」 「ごふぅっ!! パ、パーティーまであと何時間だ……?」 「恐らく夜までの時間を、異常な量の綿雪の愛情を感じながら 「ト、トゥルー家族ならば姉妹相手に間が持たないとかそういう 「誰か傍でサポートした方が良いのでは?」 「ギリシャ神話なめんな! 先に行けい!!」 「わ……わかった!!」
「では、拙者が向かおう」 「異論無い。頼むぞ……」 「覇ッ!!!!!」 ウォーーーーーーン 「またも一発! この展開の早さ……ジャンプの打ち切り漫画か!」 「流石はライデン。案外、この先は安心できる戦いになるのかもしれん」 「いや……拙者はもう一緒には進めぬ」 「ど、どこかをやられたとでも……?」 「何、ヘラクレス殿と同じだ……これから、虹子達と昼餉(昼食)でな」 「またも持久型、というわけだな……」 「なに、幾日もの篭城で、木の枝をかじって凌いだあの日を思えば 「わかった……必ず、私達が全てを乗り越えてみせる!!」
「いや、ちゅるちゅるだ」 「ハジメ殿! 一体これは……?」 「俺は青空のシャッターにアクセスしてこうなってしまった。 「これがちゅるちゅる……面白い味だな」 「どうやら持久型を突破した奴はここに集まるようだ」 「ちゅるちゅる……なんと、美味なる」 「……幸せだ」
「感じるぞ! 飛び交う霊魂の数々!!」 「霊魂……となれば、ここはデスビームさんの番だな」 「ククク……相応しい娘がきおったわ……観月!!」 「スピリチュアル・バトルの始まりだ!!」
「デスビーム殿にはどうやら呪詛に聞こえるらしい……」 「ち、力が抜けていく……」 「ああっ! どんどんデスビームの姿が薄くなっていく……!」
「クソ! 一体どうなっちまうんだ!!?」
「本部長とホーク1に、何かあったのか……?」 「何があったかは知らんが、我々は我々の務めを果たすのみだ」 「確かに……我々は残り3人、様子を見に行かせる余裕など無いな」 「あ! シャッター!! 次は誰が控えているんだ?」 「この気配、恐らくさくらだ!」 「さくらか……節分更新の時の破壊力は凄かったな」 「わしとて無事に済む予感はせんな」 「拙者が行こう。インパクトの強い文章を書く娘に当たるには、 「やれるのか?」 「忍耐こそがシノビの本領。必ずや乗り越える」 「お願いします……宇賀忍法、見届けさせて頂きます」
「しょっぱなから取り乱すなハヤト! 影蔵を見てみろ……」 「……」 「反応……ナシ……?」
「……」 「うぐぐっ! い、いい子いい子……いい子だ……!!」 「も、物凄くこそばゆいです……しかし、影蔵さんは動かないです。 「頑張ったんだね、さくら。いい子だったね。」 「見ろ、あの冷静なマジレス……影蔵は正気だ」
「ぐわーーーーーーーッッ!!」 「わかった。誰にも言わないよ……さくらとだけのヒミツだよ。 「ハァハァ……外野の僕たちでもこんななのに、影蔵さんは……」 ウォーーーーーーーン 「開いたぞ! 影蔵、よくぞ乗り越えた!!」 「……」 「影蔵さん……?」 「……」 「た、立ったまま意識を失っている……」 「見て下さい隊長! 忍装束の下が血まみれです!!」 「これが忍者! これが本物の戦士か……」 「行きましょう隊長。もうすぐ司令室です!」 「ああ、これは我々も……一片の肉片となっても戦い続けなくては 次々と襲い掛かる姉妹達の強力な更新に倒れていく戦士達! 朝が終わり、幼稚園が終わり、夜の「パーティー」に向けて 刻一刻と時間は進んでいく…… 果たして、彼等は生き残り、バレンタイン更新を乗り切る事が できるのか!? 戦いはまた一歩、佳境へと近付いていく……
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