「おはようございます」 「遅かったなハヤト。もうみんな揃ってるぞ」
「いや、昨晩色々考えこんでしまって、よく眠れず……」
「俺もだよ。まぁ、そこはいたしかたなしさ。」
「よし……全員揃ったな」
「始めましょうか、隊長……」
「べびプリ誌上ゲーム、正答予想会議をこれから始める!
起立!
礼! 着陸!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
「隊長が変なフリするから変な奴が着陸してきたじゃないですか!」
「迎撃しますか!?」
「ほっとけ! G's危機の際にのみ迎撃を許可する」
「何を差し置いてでもやるべき重大な任務ですからね」
///
「さて、我々が狙う賞品はただの一点のみ! もう、言うまでも無いな」
「当たり前です!
男ならいつだってイチかバチかです」
「半端なトゥルー力で手に入るものなど要りません!」
「真のトゥルーに辿り着くために、1%の確率に賭けますよ」
「では諸君、早速オキテ1からやっていこうではないか」
「どのペアを選ぶんですか?
やはり、ホタとさくらペアで?」
「いや……違うな、恐らくは……」
「その通り!
全員のペアの行動を予測して貰う!!」
「ゾクゾクするぜ……」
「しかし手元にあるG'sは一冊。他のペアを予想することに何の意味が?」
「19人のうちたった2人の行動について正答した所でそれは真の
正答にあらず!
トゥルー長男ならば全てのペアについて正確な予想を
立てられなければトゥルー長男とは言えん!!」
「トゥルー長男の条件が1%の確率というのではあまりにも
破格過ぎる!! 向こうに行く道がそんなに易いものかよ!!」
「厳しい戦いだ……なんといっても、全ペア正答でなければ仮に
ペロペロイラストが当たってもトゥルーとは認められないわけだからな」
「簡単に言いますが、G'sの読参の正答率は確率の問題なんかじゃ
無いんですよ!? 該当者がゼロなんてこともザラだとか……」
「ハヤト……トゥルー俺ならば知っているハズだ。皆の行き先を!!」
「なっ……!!」
「考えるのだ! 家族旅行前夜というものを!!」
「ヘタすりゃただの妄想!
だが、俺達のトゥルー力がもしも神の域に
達した場合……俺達は全てを知る事ができる!!」
「観光ガイドを広げる海晴姉、それに飛びつく立夏。早速ダイヤを
確認しようとする麗。夕凪と星花が遊園地の絵を見て目を輝かせ……」
「そう!
そこで思い浮かんだ情景を総合して『解答』を導き出せるはず!」
「見えているのか、いないのか……それが試される修羅の門よ」
「トゥルー俺は知っているのか!
全ての真相を!!」
「これで勝てなきゃ、俺達はずっと向こう側には行けないさ」
「始めるぞ。精神を集中するんだ!!」
///
「まぁとりあえず、麗・吹雪ペアの温泉は無しですね」
「吹雪が温泉に入るというのは考え難い」
「とりあえず簡単な推理でも正答率は上がりますね。
これでチーム8の正答率は1.1%になりました」
「まぁこの推理……ブログを読まぬ読者にはわからない所なんだろうな」
「情報戦ですね。あらゆる所にヒントが転がっている、と」
「うーん、海晴・あさひペアはかなり予想しやすいですね」
「子連れでは行動に制限が出来てしまうのは必至!
やたらと歩き回るとか
危険だとか、そういうのはあまりやらなさそうだ」
「ということは、こういうことだな」
温泉→あさひがすぐのぼせる。X。
お参り→あさひを置いて海晴姉一人で参拝?
考え難い。X。
ハイキング→子供抱えて山道は疲れる。海晴姉はヒール履いてる。X。
舞妓体験→あさひにサイズあるか?
X。
遊園地→身長制限とかで楽しみきれないのでは?
X。
吊り橋→危ない所を子連れで歩いてはいけない。X。
お花見→有り得る。
ショッピング→お参りとほぼ同じ理由でX。
動物園→やや有り得る。
お昼寝→最有力
「花見、動物園、お昼寝か……」
「というか、あさひがいると行けなさそうな所が多過ぎるんですよ」
「悩み所だな!
残りの3つが中々きわどい」
「お昼寝が最も有力なんですが、ひっかけの可能性もあります」
「いやまて、やはり連載開始ということでチーム1はサービス問題なんじゃ
ないだろうか……?」
「よせ!
編集部の意向を予測するなどトゥルー長男にはあるまじき行為。
今ある正確な情報から推理するべきだ」
「あさひはよく寝る(ソースはブログ)から、お昼寝じゃあないか?」
「他のペアとぶつけて考えてみましょう」
「チーム2、チーム5、チーム7、チーム8がそれぞれインドアくさいから
外でも寝そうだ」
「ただ、蛍や小雨、麗は事前に予定を色々考える娘ですよ」
「霙姉だって、興味無さげだけど実は一番楽しみにして計画を練ってる
と思うんですよ」
「決め付けちゃってるなぁ……」
「おいおい、でも朝に部屋から一番最初に出てきたのは霙姉だぜ?」
「『本に読み耽ってしまって……』とか言いわけしてな」
「早くも当日の朝の妄想を!?」
「妄想じゃあないっ!
俺は見た!!」
「……そりゃ、ヒカルは舞妓体験の特集をチラチラ見てましたよ?」
「綿雪は前々から遊園地に行きたがっておったな」
「……ゲーム、面白いですね」
「ああ、同好の士とならば予想討論だけで1日は軽く潰せそうだ」
「ひとまず、固まったんじゃないですか?
チーム1は、お昼寝」
「そうだろうな……さて、だがオキテ2など正答して当然の問題だ。
かんじんなのは……オキテ3!!」
「どの選択肢も中々難しいですね」
「前日の様子は見えましたが、当日のハプニングに関しては、これは
ほぼ予想不能ですからね」
「予期できないからハプニング……か」
「というか、ことオキテ3に関しては同人的なカンが要求されるな」
「しかし、よく考えてみればオキテ3で起こるアクシデントは当然、
オキテ2に関連するわけですよね?」
「まぁ確かに舞妓風体験でびしょ濡れにはなりませんよね」
「いや待て。しかし舞妓姿に身を包んだ春風が、それにときめいた
トゥルー俺に辛抱たまらず押し倒される所を考えたとしたら――!!」
「むうっ!!」
「そういうことは、ふたばでやってください」
「……パンツを買うとは、これいかに?」
「春風がびしょ濡れで……」
「いや待て、もしも、もしも――麗がビショ濡れ☆だったらば!」
「ふたばでやれ」
「うーん、楽しい想像が多過ぎて中々ゲームが進みませんね」
「とはいえ、やりこみこそゲーマーの本懐だぜ」
「とりあえずパンツは消去法でいいんじゃないですか?」
「よく読んでみれば、まぁオキテ1と3だって関連させられるなぁ」
「サイフ拾っても氷柱はキスしてくれないだろうな」
「……待て待て、もう一度パンツについて考えさせてくれ」
「何か考えが?」
「この前、久しぶりに服屋に行ったんだが……」
「……なるほど、それは盲点でしたね」
「そうですね、ズボンのこともパンツって言いますね」
「俺は個人的に氷柱とショッピングだと思ってるんですけど、
黒の綿パンなりスラックスなら氷柱にも似合いますよね」
「中々……冴えてきたの」
「少しづつ糸口が見えてきた気がしますよ!」
「G'sもう一冊買って、ペロペロイラストもう1枚貰いに行きますか?」
「クソ強気だなオイ!」
「そして、もひとつ気になるのが『胸に触ってしまう』だが……」
「ホタは巨乳。これはガチ」
「それは俗説だろ!
それにボインタッチとも限らん」
「こればっかりはいくら相手がお前でも譲れん!
ホタが巨乳に違いない」
「うるせえ!
ホタ貧乳派の俺に謝れ!」
「……久々にやるか、山田!」
「こらこら、どちらもまだオフィシャル設定では――」
「霙姉は貧乳で間違いないとは思いますけどね」
「聞き捨てならんな」
「なっ!?」
「ワシの格闘徽章、錆び付けどもまだまだ有効よ!」
「霙姉の胸……フフ、互いの格闘徽章を賭けるのには相応しい!」
応募締め切りまで、あと27日――!!
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