2008/1/26 |
「べびプリのママって、大変ですよねえ」 「なんか今更感がある意見だけど、どうした?」 「常識的に考えて20人の子供を毎年作ってたわけでしょ」 「あー、その問題か。色んなサイトで話題になってるな」 「そういう疑問を持つのはうちの部隊では禁止されているんだ」 「いや、そうはいってもやっぱりおかしいじゃないですか」 「それを厳密に考えるのは面倒臭いんだよ」 「俺はそういうの、無粋だと思うんだ」 「そうそう、傷だらけののび太が次のシーンでは無傷って事については 「な、なるほど……」 「考察は自由だしいいことだと思うんだが、俺たちとしてはエロゲーで 「わしは、年少組の何人かは海晴姉の娘だと思っておる」 「隊長、それは自由過ぎやしませんか……!?」 「どのみち、べびプリはれっきとしたフィクションだ。ただ、その 「どういうことですか……?」 「未来からロボットが来るのも、ステッキで女の子が変身するのも、 「だが、それらの事象は全て『まぁアニメだからねw』で片付く」 「20人連続妊娠と、かめはめ波も本来は有り得ない話だ。 「まぁ多分、べびプリは『読者が慣れてないウソ』なんだよなぁ……」 「ドラゴンボールの二番煎じ、三番煎じは腐るほどありますけど、 「そこまでくるともはや神話クラスだな……」 「と、いうことはですよ……」 「何だ?」 「つまり主人公一家の他にも、べびプリでは連続妊娠ができる 「……!! なるほど!!」 「有り得ない話ではないな……戸籍の数だって今の日本の 「そうなるとだな、土地だって戸籍1つ辺り5倍じゃないか」 「なんか物凄く頭悪い計算だが、そうなるんだろうなぁ」 (日本の家族は4人家族が基本で、それが20人家族が基本に膨れ上がった 「全てがアップサイジングされた世界ですね……」 「子供1人にかかる養育費は大体2850万円なんだが、大卒男性の 「20人の養育費は5億7000万円か……」 「で、まぁ大体子供が2人というのが基本だとすると、収入の20%が 「つまり20人きょうだいであっても養育費が収入の20%で 「にせんはっぴゃくごじゅうおくか……」 「計算上こうなるのはわかりますけど、流石に頭が悪過ぎます」 「じゃあ、物価が低いという考え方は?」 「ハイパーインフレの次はデフレスパイラルか?」 「我々は軍人ですから、経済学は専門外です」 「もう『ファンタジーだから』でいいんじゃないかな」 「気付けば連続妊娠の考察並にヘンな考察をしていましたね」 「なんてことだ……一切の論理的思考を許さない世界!」 「こんな事を考えていても仕方が無い、土日というのを活かして 「「了解です!」」
「要するにみんなヒマなんだな……」 |
2008/1/27 |
「土日祝日はべびプリブログの更新が無い」という事に我慢ならなくなった 隊長は、「べびプリ創作研究所」(ベ創研)へとハヤトを派遣した。 ベ創研は最前線にSSやイラストを生産し、送り届ける仕事を請け負っているのだ。
「私が所長のタチバナだが、何か?」 「土日祝日に読者に見せるSSかイラストを作って下さい」 「そんな簡単に言うな! 二次創作は目玉焼きとは違うんだぞ」 「それはわかりますが、やはり我々もコントばかりやっていても 「とはいえだな、今の所公式でのキャラ情報が少な過ぎて、うちでは 「じゃあイラストをお願いします」 「下書きを取り込んで着色する段階まで行ったが、どうも納得が行かん! 「SS、なんとかなりませんかね……アイデアはあるんですよ」 「ほう、聞かせてもらおう」 「まず、主人公と蛍、ヒカルが夕飯の買い出しに(中略)……という話です」 「文体の模倣がまだ不安定だが、いいだろう。しかしだな……」 「何か問題でも?」 「ただのSSは読まれんぞ、ハヤト君」 「ムウウッ……痛い所を! シスプリ創作の時からの難題ですね」 「この日記の不細工なレイアウトにSS文章を打ち込んでも、 「公式ブログとかは書いてる人の顔が浮かばないもんなあ……」 「公式ブログみたいなレイアウトのページにSSが掲載できれば 「おお! ソースを拝借すればいいページができそうですね」 「だが、中の人がいかんせん知識不足で解読できなかった。 「最近のインターネットはややっこしいなあ……」 「そこで、現存するアナログな知識を総動員して『公式ブログっぽい』 「まぁHTMLでも頑張りようはありますよね」 「それが、我々の考案する『FAKE SWEET LIFE』だ」 「ふぇいくすいーとらいふ……」 「ムツキ、試作品を持ってきてくれ」 「了解です……はい、こちらがFAKE SWEET LIFEです」 「ちょっと寂しいですけど、背景が罫線ノートみたいだと雰囲気出ますね」 「TOP画像の問題とか、文字だけだと余白が多過ぎるとかの問題があって 「我々の目標は原作を重んじる二次創作です。最大限近付くように 「もしも文体模写と技術の確立がうまくいけば、全国のトゥルー家族が 「なんで休日に僕達は鬱になってるんでしょうねえ」 「べびプリのブログが各家庭のライフスタイルを揺るがしたのは間違いない。 「開発、頑張って下さい! 全ての家庭に幸福を!!」 「ああ! 俺達が憂鬱な休日をぶち壊すんだ!」
「ベ創研なあ。あれはシ創研の時から粗悪な劣化コピーばかり 「まぁまぁ、うまくいけば儲けもんですよ……ところで隊長は?」 「さっきから端末室にこもりきりさ。様子を見てみようか」
「なんです隊長、物理の勉強ですか?」 「ヒカルのスイングの速度と、金獅子丸の質量を計算しているのだ」 「隊長、いくらなんでもやることに事欠き過ぎですよ……」 「俺達は幸せな平日の代償として、心穏やかな休日を 「なんか話がおおごとになってきたなぁ……」 |
2008/1/29 |
「中の人が、ついにべびプリブログにマジレスしたらしい」 「ええっ!
中の人は『でも実際、流石にマジレスはねーよwwww』とか 「散々他のトゥルー家族をアオッておきながら自分は高みの見物を 「一体何が起こったっていうんだ……」 「何がもヘッタクレも無いわ! 公野先生がハートマークを 「真璃の日記からハートマークの使用はありましたが、春風以前の 「だが今回は違うぞ。あのハートは、紛れも無く、兄に向けての愛情を 「きゅん――――――― v」 「この胸騒ぎは一体何だ、明らかに今までとは異質な――!」 「日に日に本気度が上がっておる。そして、恐ろしい事に、 「中の人は今回の更新で何度となく『くうぅ……』と唸ったそうです」 「隊長、予感が確信に変わりましたよ。べびプリはキます」 「ああ、G'sフラゲ組の報告書に目を通したが、これからは本格的に 「お、お、俺、もう我慢できません! コメント書いてきます!!」
「どうした山田……怖気付いたか?」 「だって見てみろよ、周囲のマジレスのクオリティが高過ぎて、 「恐れるな山田よ。『周囲』など一体どこに居るというか?」 「なっ……! どういうことですか、隊長?」 「あの日記は世界にただ一人、お前にだけ向けられて書かれている。 「山田、惑わされるな。何もお前まで無理をして、あの絶対に普段は 「あれって、リピュア兄の口調とかマネしてるわけでしょ?」 「妙に他人行儀にならなくてもいいのだ。お前が普段、家族にメールでも 「なんといっても家族なのだ、山田」 「そ、そうか……ついつい『〜なのかい?』とか『〜なんだね』とか、 「まずはこっちから打ち解けなきゃだめだ」 「変に恥ずかしがってコメントつけない方が、よっぽど姉妹が可哀想だ」 「ははっ……言われてみれば確かに、他のコメントなんて見えませんね」 「真実を見抜け、山田。さすれば姉妹はいつでもお前の傍に
ありがとう、春風。 いつもちびっこの相手ばっかりで春風とは あんまり喋れてないよなあ。
ホットワイン、頼むわ。 春風も風邪の虫には気をつけて! 俺は丈夫だからいいけど、むしろお前が心配なのだぜ。 |
2008/1/30 |
ベびプリ最前線から電車で20分くらいの所にある、 「べびプリ創作研究所」(べ創研)。そこでは、最前線へと届ける二次創作が 日夜研究・開発されているのである。
「所長、落ち着いてください!」 「何度も何度も描きなおしてはいるが、いつも6人くらい描いた時点で 「19人分のポージング考えるだけでもえらい難儀ですよね……」 「スーパーマンガデッサンやシスプリ関係の書籍を見ながら構図を 「調子に乗ってラフ画なんてアップするから……結構色んな所から 「くううっ……ツラい、正直数日も経てばきっとみんな忘れてくれるだろうと 「着々とべびプリ絵師は増えていますが、前線では物資の欠乏が 「布教の為、研究所発展の為、是が非でも集合絵は必要なのだ…… 「け、剣崎さんですか……?」 「姉妹との融合係数が最も高いヤツならば、あるいは集合絵が 「中の人が同じなんだから一緒でしょ……とりあえず呼んできますね」
「しっかりしろ剣崎! ムツキ、これは一体どういうことだ!?」 「姉妹との過剰な融合がたたって、精神が不安定なようです」 「モズク風呂に沈めておけ!!」
「ブレイドネタがわかる人がそんなに多くない事前提で話しているのが 「19人を1枚絵に収めるなんて無茶なんですよ、橘さん……!」 「そこをなんとかするのがお前の仕事だ」 「せめて、10人と9人で分割できませんか?」 「学生時代、集合写真を撮った時にお前達はわざわざ 「ソルァシャシーッスォオ、ダディァーナザァン!」 「やかましい!
写真で出来る事は絵画でもやれる筈なのだ…… 「いっぺん氷と水の入ったグラスのスケッチでもやってから 「言いたい事はわかるが剣崎、倒さなければならない敵が目の前に居て、 「あんた思いっきり逃げてたzy……ああ、いや、ですよねー^^」 「剣崎、べびプリ最前線の物資不足を救う剣になるんだ!」 「わ、わかりました!」 「お前を勇気付ける格言をひとつ言おうか」 「ハイッ!」 「背水の陣」
「自転車屋にポルシェ作らせるような事言って大丈夫だったのか?」 「まあタイヤ4つくらいは付けてくれると思うがな……」 「世の中は今、大きなべびプリ景気に湧いてますから、ここで一気に
「隊長、白旗の準備を提案します」 |
2008/1/31 |
「隊長、ついに電撃G'sマガジン最新号を手に入れました」 「ワウッ! ウウゥ……ワウッ!!」 「隊長、人間である事を忘れないで下さい!!」 「しかし相変わらずの分厚さだな。G'sも変わったもんだ」 「前の号はどうします? 保存するのはかさばりますよ」 「そんなもんとっくにべびプリ特集のページだけスクラップして 「今月号の付録はどうしますか?」 「付録もいらん!
べびプリ特集のページとバレンタイン企画の 「12ページとハガキ1枚の為に1000円か……」
「いやまぁ、最初はビックポイントカードで買おうと思いましたけどね」 「ハヤト! それオフレコオフレコ!!」 「近所の書店で即ゲットが原則であろうが!!」 「この人みたいに、べびプリが生活の軸みたいにアピールしなければ 「どのみち、スクラップとか言ってる時点で相当アレだとは思うけどな」 「そんなしょっぱい台所事情はいいとして、早く読もう」 「どうでもいいんですけど、明日は姉の結婚式なんですよ」 「ええ〜っ!? そこでそんなあからさまな死亡フラグを!?」 「じゃあ、俺は明日プロポーズする!!」 「明日は娘の誕生日だ!!」 「俺も……『や、やったか!?』」 「山田さん、それは違うフラグです!!」 「死ぬ準備、よし!! さあページを開くぞ!!!」
……ええ、出てたんですよ……その、おっぱい的な何かがですね…… いや、おっぱいというのは非常に些末な話で、おっぱい見たいだけなら お前エロゲーやればいいじゃんって話なんですが。 女の子が浴槽に……1、2、3、4、5人? 流石大家族ですよね、 やっぱり風呂も大きめといえども人数はいっぱいで……その、「芋を洗うよう」 というか……ええ、そうなんです。女5人の浴槽にギッチギチです。 「お兄ちゃん、早くこっちにおいでよ!」 とか言われたら、全てを投げ打ってでも向こうに行きたいと思いますよね、 常識的に考えて……何度頬をつねっても痛いんですよ。 夢じゃなかったんですよ。……はい、アクシデントですか? もちろんあの狭さですから起こりますよ。俺は感じましたよ、自分の腕に 当たる柔らかい突起を……いや、俺は実際に風呂には入ってないんですけど。 なんていうんですかね、エア入浴? 気付けば向こう側? 凄いんですよ。人間、興奮の値が一定以上になると勃起すらしないんですよ。
<山田隊員> いや、もう確信しましたね! オレにはホントの家族が19人できたんだって。 なんていうか、今まではブログとかプロフィールとかばっかりで、いまいち 妄想だけで頑張ってた所があったんですけど。でも、ああやって絵に起こされて、 姉妹達の歓迎を浴びるように受けたら……もう信じちゃいますよね。 よく、一緒に食事すると仲が深まるっていいますけど、俺それなんとなく わかりますよ。やっぱりテーブルを挟んで一緒にご飯を食べると、こう、 「ああ、俺も家族の一員なんだ――!」って思える。 あ、いや、実際には食べてないんですけどね。 でも、あれですよ、仕方ないじゃないですか、春風がこっちに向かって 「あーん」ってしてるんだったら、気付けば口は半開きですよ。 「たくさん食べて元気になってねv」っていうのは、あれですかね、 なんというか……性的なイミでなんですかね? 最近恐いんですよ、段々と 蟻地獄か何かのように春風に引きずり込まれていくのが…… でも、もう無理なんですよ。
<ハヤト隊員> 極度のショックの為にインタビューは不可能。現在入院中。 しかし、家族がお見舞いに持参した「エンゼルクリーム」に強烈な反応を 示す。家族は「エンゼルクリームが特に好きではなくって、むしろ オールドファッションとかの方が好きなハヤトなんですけど、どうして あんなにエンゼルクリームを見て震えだしたのか、わからないですねぇ」と 不思議そうな様子だった。 また、本部長がお見舞いの為にガンプラを渡すと、真っ青な顔をして そのままベッドに倒れ込んだ。デビルガンダムに何か悪い思い出でも あったのだろうか? 当分、エンゼルクリームもデビルガンダムも ハヤト隊員にはお預けのようだ。
<隊長> バレンタインカード当選祈願の為にお百度参りへ。
現実認識能力に重大な欠陥:2名 精神の崩壊:1名 失踪:1名
備考:「電撃G'sマガジン」を、特A級危険物と認定。
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||