2008年1月の日記(前半)。

2008/1/22

「ジャガイモとニンジン、そして隠し味のインスタントコーヒー……
     よし、これで全部揃ったな」

「フウーッ、買い出し業務終了と! さて、隊長達の所に戻りましょう!」




///

「買い出し部隊ただいま戻りましたー」

「今日は久しぶりのカレーですよ! ……って、アレ?」




「(゜д。)」

「(。д゜)」





「し、死んでる……」

「隊長! ナカジマッ!!…… 一体何が起きたっていうんだ!!?」

「何かとてつもないショックを受けた後のような顔ですね……」

「わからん……敵襲にしては部屋が整然とし過ぎているしな」

「では、僕の近未来ヘルメットの力を使って、僕達が
      買い出しに行っていた間に何が起こったかを見てみましょう」

凄い強引な展開だが、とりあえず今は状況の把握が先決だ!
    ハヤト、近未来ヘルメットでこの謎を解き明かしてくれ!」

「了解です!」




///



――数時間前



「ええい、買い出し部隊はまだ戻らんのか!?」

「落ち着いてください隊長、べびプリブログを読む時はみんな一緒が
    原則なんです
。多分今頃更新されているでしょうが、我慢です」

「そんな事を言いながら、お前のズボンのシミは一体何だ!」

がまんじるが止まらんとです……」

「あのブログの憎たらしい焦らし……!! 次はヒカルが来るんだぞ、
    まさかの立夏代筆全国の兄弟達が苦悶に震える姿が浮かぶわ

「もう少しの辛抱です、俺は今にも発狂してしまいそうですが

「ヒカルッ……ヒカルッ……ううっっ!!!」

「隊長! しっかりしてください!!」

「あまりの期待感で、脳腫瘍の発作が起こってしまったわ

重病重病!! 隊長、リアルに死にますからそれ

「もう限界だナカジマ、PCを起動してくれ……もはやお前もワシも、
    
軍規を破ってでもやらなければならない事ぐらいわかっているハズだ

「むう……もはや、やむなしですね」

「バカモン……お前、笑っているぞ

「いやいやまさかまさか、まー、しょうがない
   ですよね!!!

しょ〜がないっ☆ さあ読むのだ、ヒカルの日記を!!!

「山田……ハヤト……すまん、先にイかせて貰うぜ……




///



なんてことだ! 隊長達、そんな抜け駆けを……」

「ここからが問題の映像ですね」




「いやいやその必要は無いぞハヤト」

隊長!? 生きてたんですか!!」

素敵な姉妹達を差し置いて先に死ねるか!
    ただ、三途の川は見たな」

「実に物凄いものをみてしまった」

「抜け駆けに関しては今は不問にします。一体何が……!?」

「とりあえず俺から説明させてもらおう。あれは、閃光だった

「駆け抜けたのだ……網膜が焼ききれる所だったぞ」

「『くす。』ですよね、隊長」

「左様」

「『くす。』……?」

「日記、遅れちゃって悪かった」

「どこまでも飛んで行けそうだよ、ヒカル」

ああーっ、もう、これだから!! 軍規を破られた者の
    身にもなって下さいよ!!」

気になって持病のヘルニアが悪化しそうです! 山田さん、
      僕たちも早く更新のチェックを!!!」

お前老けてるな! でもそんな事はどうでもいい、見るぞハヤト!!」

「ああーっ! 早くしないと腰が……腰が……ひかるぅっ!!




「よし、表示されたぞ!!!!」

「よし、ナカジマ、もっかい見ちゃおう!




///



「(゜д。)」

「(゜д )。」





「。( д )。」






「Unbelievable……」







「ナ、ナカジマさんの姿がペリー提督に!?」

「『くす。』ですよね」

「は……ハイッ!!」

「いや、やむなしやむなし

「やむなくねえっ!!」

「……『くす。』ですよね?」

「は……はいッッ!!」








「なんていうか、もうダメだな……」

「やむなしです」

///


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2008/1/20

「本部から通達が来ましたよ」

「ほう、通達とな?」

「カントーアケボノ地区、つまりここの部署が正式に決まったそうです」

「部署か、ここは元々四葉・鈴凛・花穂を担当していた筈だが……
    そういえばべびプリの誰を担当するかは決まっていなかったな」

「そりゃ19人カバーは分身の術でも使わないとダメですからね」

「べびプリ戦線は今後も拡大していでしょう。作品が展開されて行けば
      今後自ずと『長女の偉い人』や『9女の偉い人』が出現します

低火力の現場では高いクオリティを維持するにはキャラの厳選が必要だ。
     戦線で生き残る為には誰かに特化しなければなるまい」

「その通りだ。して、ハヤト、うちはどの部に配属になったのだ?」

「ホタ」



///




「隊長、俺は思います。蛍が意外と伸びてないな、と」

それは前々からワシも考えておった。心優しく、姉妹をよく心遣い、
     そして恐らくは一家の炊事洗濯を一手に担う、素敵な娘じゃないか」

「趣味コスプレ、そしてJC……非の打ち所が無い!」

「ブログの更新がブレイクちょっと前の日付だからですかねえ」

「俺たち、いつもホタがネギ刻んでる音で目を覚ましてるんだぜ?」

「とりあえず本部、強いて言うと中の人は蛍の事ばかり考えてしまって
      他の姉妹が頭に入ってこない
そうです」

「しかし、19人が同居というのはもはやオフィシャル。シスプリと違って
    『1兄1妹』という思考はできん。べびプリの世界観はウニメと同じだ

他の姉妹をないがしろにするのは、良心が痛みます

「ひいきが出来ない立場っていうのは苦しいよな……俺も個人的にはもう
    乳児とかどうやって好きになればいいかよくわからないんだよ」

「単純に好きなキャラだけ愛でればいいものを、
      『ひいきをしていいものか』とかいって悩み出すのは相当洗脳が
     進んでいる証拠
だと思うんですよね」

気付けば俺達は19人の家族と暮らしてしまっているんだ。
    あんなチャーミングな娘達を誰一人としてないがしろにはできない……」

「でも本部は蛍の事しか考えていない……どうすればいいんだ?」

「僕は思うんですが、こういう時にこそ妄想力を働かせるべきなんですよ」

「うむ、世界観の許す限り自由に妄想するべきだ」

「ようは、他の娘とコミュニケーションしつつ蛍をメインに持っていけば
    いい
んですよ」

「なるほど、蛍と一緒にあさひを風呂に入れるとか、そういう感じだな」

「いいねえ、真璃のお遊戯会の衣装を縫うのを手伝うとかもアリだ」

「ヒカルの試合の日の前日に弁当作るのを手伝う」

氷柱と蛍の間には兄という緩衝材が必要だとも思います」

「これは中々面白い……」

「でも、やっぱり最終的にそれは蛍びいきになってしまわないか?」

「ウニメだって可憐と咲耶を優遇し過ぎだろ。大丈夫、他の娘に関しては
    よそのご家庭が死ぬほど優遇していく筈だ

「その通り、こちらの世界で優遇されない娘はあちらの世界で優遇される。
    すると、優遇されない娘もパラレル世界で優遇されているということで
    フラストレーションを抑える事ができる
のだ」

「つまり、全国の家庭がそれぞれの娘に振り分ける愛情の総和が
    ある程度平均的になれば、どの娘も不幸なおもいをしないってことさ

「SF的妄想力をもって、難題を突破できますね」

「19人の姉妹は『すこし・ふしぎ』なんてもんじゃないけどな……」

「世の中は広い。乳児であっても一騎当千の愛情を注ぐ猛者
     必ずどこかで適当な理由をつけて、あさひ達を溺愛するはずだ」

「ホタのSSなりイラストなりを描いてやりたくて仕方が無いですよ」

「妄想とは強度になり、精度を増すごとに現実味を帯びていくな」

「ブログがもうあと2ヶ月も更新し続けられれば、土壌もほぼ完璧に
      なっているでしょうね」

「その時こそエクソダスの時さ!」

「ああ、その時、何人かの猛者は旅立つだろう

「ブログにマジレスっつったって、あんなもん準備運動だよ

どうせまだ画面の前で『俺ってバカだなーw』とか言いながら書いてる
    ような段階に違いない。
が、もう少しすれば真顔でマジレスを始めるぞ」

「まぁ今の時点で結構ブログ無しの生活、ツラいですよね」

「赤マル急上昇中のアイドル・しほの涼のブログより
    コメント付いてるんだぞ」

http://ameblo.jp/shihono-ryo/

「現時点で1月18日の日付を比べれば、しほの涼は30だが、
    立夏の日記には40以上のコメントがついておる

「……柚木ティナ(現:Rio)のブログにゃあ3ケタのコメントがありますが」

http://blog.livedoor.jp/rio_carnival/

「AV女優つええ」

「下半身産業は強いなあ……」

「いや、まぁ今年の夏くらいに長女がドッカンドッカン
    脱ぐ事になった頃
には、3桁も望めるだろう」

「まだ1ヶ月も経っていないのにこれですよ」

「俺たち、とんでもない戦線に飛び込んじまったのかもな……!!

「ははは、後は乳児が今年の夏くらいにドッカンドッカン脱いで
      
関係者御用なんて事にならなければ安心ですね

「それはリアル過ぎる」

「いやはや……全く、とんでもないにも程がある戦線だな

「今更落伍は許されませんよ。なんといっても、もう19人の姉妹に
    これ以上寂しいおもいをさせるわけにはいかないんですから

「気付けばすっかりトゥルー家族ですね」

「いやもう、ホント、シャレになってないよ」

///

・一行メッセージレス・

>男達の言葉に感動しました。ベビプリという業界最前線で
>行われる「笑点」に賭ける熱い魂を感じました

こちらも筋金入りの狂人を用意しております!
今後もお笑い担当の椅子を死守し続けたいと思います。

>べびプリ最前線がいつの間にか形成されてるw 
Silver Zeppelin時代の切れ味がこのサイトに戻ってくることを楽しみにしてます.

何の前触れもなく復活しました。銀船時代程のエネルギーはまだ無いですけども、
そこは大学生パワーでより洗練したいと思ってます。

>べびプリ!?そんなのが今あるのですね。。センター直後の浅葱^^

おおー、お久しぶりです! 受験お疲れ様です。
浅葱さんの参戦も心待ちにしてますw

>大尉wwww久々に笑わせて頂きましたwww

あざっす! べびプリがイカれ続ける限り、こっちもイカれ続けます。

・捕捉御礼・

しいたけ栽培場さん

>夏コミでは、夕凪の作った媚薬でウフンアハンって同人誌が
>出回るんじゃないかと予測してます

魔法の薬といえば媚薬と相場は決まっていますからね!

僕は今から夏が待ちきれなくて頭がフットーしそうです。

好き好き大好きっ さん

オレ、昔からずっとバキコラみたいなのが作りたくて――!!

数年来の憧れの好き大からのリンクにテンションが上がりました!

YU-SHOWさんの限界突破にこれからも期待してます!!

///


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2008/1/18

「べびプリブログ、順調に更新されていきます!」

「麗の二段トラップ発動しました! 京浜東北線、パンクします!!

「トゥルー家族の数、増加中。潜在的トゥルー家族も続々と発生しています。」

「小雨のドM日記からジワジワと流れが来ていたが、麗が決め手となり、
     更にそらの『ぱんつに縫い付ける発言』でダメ押し状態か」

「いや……べびプリに流れなんて無い。あるのは、意思だけです

「よぉーし、イラストを展開しろ! トゥルー家族達の需要をくむんだ!!」

「それがですね……」

「うん? どうしたナカジマ?」

「イラストを描くのはいいんですけど、なんか、似ないんですよね

「最近制作したこちらの絵を御覧下さい」


のつもりなんですけど、なんか別人くさいんですよ」

「あまりホタホタした感じじゃないな……」

「これは一体どういうことだ!?」

「これは……つまり、家族愛の不足じゃあないですか?」

「家族愛……! 確かに、トゥルー家族といってもまだ我々は
    彼女達とあまりにも打ち解けていなさ過ぎる気がします」

「うう……最大限努力している筈なんだが……」

「しかし、流石にシスプリの時みたいにはいかないんですよ。
    中の人『三次元の女の方が可愛いに決まってるだろ!』みたいな
    価値観になってますし」

「頭のおかしい作品を愛し尽くせるのは、頭のおかしい人だけです」

「そういう点で3年くらい前の中の人は優秀だったんだけどなぁ……」

「大学でなまじチャラいサークルに入るのが悪いんです」

「しかし、これから同人をやるからにはちゃんとした愛情をもって
      19人の家族と接しなければ、何も生まれません」

「……よし、とりあえずだ、花穂を描こう

「花穂!? 思いっきりシスプリじゃないですか?」

「いや、覚えているものさ……心がチャラい方向に向かったとしても、
    体は愛情込めて描いた時の感触を覚えているんだ」

「やってみる価値はありますね。その感触を移植すればなんとか!」

「うーん、こんな感じだったかな」

「あー、そうそう、それそれ! ああもう可愛いなぁ畜生!!!

「そして、この勢いを維持したまま、ええーい!」

「「似ねぇーーーーーーっっっ!!!」」

良くない傾向だな。このままではベびプリを味わいつくせないぞ」

「加熱する戦線、このままでは落伍は確実……」

「となれば、やることはひとつだとは思わないか?」

「なんです?」

「家族愛、いわゆる兄妹愛に近いものを高める為に必要な作業だよ」

「興味深い……一体どのような方法で?」

「かつては兄妹愛を高める為に、『あたかもそこに妹が居るかのように
    振舞う』
という行為を行うのが我々の常だったのだ」

「妄想を超えた妄想、五感全てを騙し、自在に2次元と会話する。
    『召還』と呼ばれる行為を通して、我々はかつて次元の壁を越えた

「修行をすれば画面の中の女の子が飛び出してくるのだ」

「むう……SF小説の読み過ぎだとしか思えない

「でも、友達にフットサルに誘われた時に衛の事を考えながら
    プレイすると、こころなしか上達が早まる
気がするんだよ」

「お前が見ている景色は、所詮五感が得た情報を脳で処理しているに
    過ぎん。
ということは、19人の家族が居る世界というのが存在するのは
    何もおかしいことではないのだ」

「実際、ブログにコメントしている人なんてのはそれを体現してるよ

あれはサクラだと思いたいんだけどなぁ。とにかく、既にそのような
    境地に達している者も続々と現れている。『現実逃避』なんて甘いものじゃ
    なくて、『現実改変』という非常に難しい境地に挑むのが彼らだ

「つまり、ブログにマジレスしろと?」

「ハヤト、俺達に必要なのは、いつだって覚悟なんだ」

「山田さん……!」

「マジレスするしかあるまい」

土日祝日以外は毎日可愛い女の子と交換日記できるなんて、
    まるでアニメか漫画かエロゲーかのような話ですよ」

フィクションと現実の混同による悟りの境地……これこそが、
     我々が目指す最高峰だとは思わないか?」

「お、お、俺……マジレスがしたいです!!

「とりあえず俺たちがやるべきことというのは、絵を描くより先に
    京浜東北線に乗りに行くということなんだよ

「久々に基本に立ち返った気分だ。俺たち、少し慢心していたのかもな」

「実現しない女の子を好きになれるわけがないだろう?」

「よーし、じゃあこれから京浜東北線にダッシュですね!」

「いやだなあ、京浜東北線はもう乗りましたよ」

「アアーッ! コイツ、早速記憶の捏造をしていやがる!!」

「今日は京王井の頭線です」

「よーし、ハヤト、いいぞ、そのいきだ!!」

「なら俺はホタと一緒に皿を洗ってくるぜ!」

「じゃあ俺はさくらと風呂に入ってくるぜ!」

「ワシはマホウのはっぱを探しに行くぞ!!」






















「見つけた! これがマホウの薬の材料だ!!」









「「「隊長、それアウトアウト!!!!」」」

///


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2008/1/17

べびプリの公式ブログの9女の更新を見て激しくエキサイトした。

この作品には近いうちに神が宿る、俺はそう確信せずにはいられなかった。

平日に心が折れても俺にはべびプリブログがある……なんと心強い事か!

///


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2008/1/12


<拡大版はこちら。>


「19人娘の特徴を掴む+自分の絵柄に落とし込む作業」で

時間がかかってしょうがねえぜ! とりあえず長女と次女描きました。

あと16人とかって何かの修行ですか? いやまぁ、修行なんだけどな。

こんだけ描くのに2時間かかるとかどんだけ! 最初は

「軽い模写なんだから1人5分でおk」とか考えてた俺がバカだった!

そんなに画力無かった。公式Blogの方も怒涛の更新ということですので、

こちらも頑張らなくては……ブームが来るまでの下準備っす(・`ω´・)


白石晶さん、リンクありがとうございます。
(Web1.0的な表現)


Web拍手レス

>お待ち申し上げておりましたぜこんにゃろー!心配してたんだからね!

ただいま! ついにサイトをちゃんと運営する気になりました。

アッタカイネー、管理人ってほんとうに素晴らしいですね!

<追記>

<拡大版はこちら>

もう2人描いたぞ! あと14人。多過ぎってレベルじゃねーぞ!!

まだシスプリの妹+2人分の人数が残ってます。すごい大家族です。

可憐と春風の描き分けがとてもしんどくなる予感です。

4人分の絵が描けたー、三連休ばんざーい。レポートあるけど

そんなの関係ねえっ!

あと、19人衆についての雑感書いてみた。

///


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2008/1/10

オレのマイフェーバリット・ファミリーこと蛍。頭が長ぇのは仕様です。

ベびプリ19人娘全部試し描きする予定ですんで、よろしくお願いします。


Web拍手レス

>一応言っておく! BabyPrincessの公式略称は「べびプリ」だ! いいか、
>間違えるんじゃない。 「ベイプリ」でも「ベビプリ」でもない。
>「べび」は平仮名、「プリ」は片仮名。 合わせて「べびプリ」だ! さん、はい

うひゃあ〜っ、いきなり怒られた! 後日G’sを僕も買いに行きまして、
正式に「べりプリ」だと認識しました。早速の指摘ありがとうございます。
べびプリ。うーん、甘美ですね。

>待ってたぜ・・・。 まさに臥薪嘗胆。 さぁ・・・俺たちの戦いが始まるんだぜ!!

こんな事もあろうかと、授業中の落書きは欠かさずにしていたんだぜ!!
俺たちの伝説が、今始まる……

///


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2008/1/7

「だから、最速サワムラーにスカーフ持たせたら130族抜けるんだから
     ダークライをインファイトで沈められるだろ?」

「いやいや、最速ダークライは抜けないって! だいいち抜いた所で
    確1で沈められるとは限らないだろ。ちゃんと計算してるか?」

「厳密に計算したら負けだと思っている」

「なんじゃそりゃ! 隊長、何か良い対策は思い浮かびますか?」

「こんじょうカイリキーにどくどくだま持たせてインファイト」

「相手がサイキネで武装してたら厄介でしょうに……難しいですねぇ」


「ごめんくださーい、シスプリ最前線はここですか?」

「え? 今ちょっとダークライ対策会議中だから後にしてくれないか?」

「ダークライ……千影の新しい眷族か何かですか?」

チカッ!! ……お前、今、チカ……何て言った?」

「お前……何者かはわからんが、ここでそういう妹的な言葉
    タブーなんだぞ?」

「ええ? でも、ここに居るのはかつて連載終了したシスプリの
      復興に尽力した方々の前線基地だと聞いていますが……」

「そんなものは知らん! ここはポケモン大好き倶楽部だ

「何を言ってるんですか! 僕は正式に本部から前もって情報を貰って
      ここに来てるんです。間違いは無いはずでしょう?」

「何が本部か! この5年間、ろくに補給もよこさずに、やれフタコイだの
    ストパニだのとようわからんものばかり押し付けてきた本部が
    今更何の用事だ?」

「わかるまい……無気力にポケモン攻略ばかりに明け暮れていた
    俺たちの絶望感
が!」

「帰ってくれないか。今からこいつらにポケルスを分けなきゃいかん」

「そういうわけにはいきません! 僕は連絡があってここに来たのです」

「連絡? 今度は全員ヤンデレ娘のシリーズがスタートとかか?」

「ナカジマさん、あまりG’sを甘く見て貰っちゃ困ります

「まさか今度はお姉ちゃんから乳児まで全年齢カバーなんていうアホの
    キワミみたいな作品
じゃないだろうな?」

「ハハハッ! バカな……今のG’sにそんな力があるものか!
    そんなもんがあったら逆に萌えてやるわい!!

「パンパカパーン」



***




ということで、今日づけでこの部隊に配属になったハヤトです。」

「久々に来やがったぜ……アホのキワミが!!」

「ハアーッ、ハアーッ」

「いかん! ナカジマが過呼吸に!!!」

「ハァーッ、ふ、ふざけるのもいい加減にしろ、なんだこれは……」





全19人家族、み〜んな女の子ばっかりでした。

「見つけた! たった一人の私の大切な息子…!!」

ある日突然キミの前に1人の女性が現れてこう叫びました

(中略)

――おめでとう! キミの本当の家族はココにいたんです!!



「おめでとう、じゃ、ねえ!!!」

「顔が物凄い笑ってますよ!」

「しょうのないことだ。この甘美なる衝撃、抗い難い

「こいつは、いよいよ本気だ。G’sめ、また本気で殺しにきやがった!

「そういうことです。ついに来たのです、シスプリ連載再開とまでは
      いきませんが、ついに新たな狂気がやってきたのです

「んあ……いつまでも過呼吸になっている場合じゃないな」

「やることはひとつ!」

「シスプリ最前線改めベびプリ最前線、これより全力をもって
    イラスト・SSによるG’s読者直接攻撃をかける!!」

「そうこなくては!」






こうして始まったベびプリ最前線の結成。これから一体どうなってしまうのか?

予想を遥かに超えたこの事態、しかし、必ずや何かが起こるという確信と共に

俺達はまた歩き始めたのである……。



to be continued...


///

「SisterPrincess連載終了」

2003年夏、全国の兄姉達へと突き付けられたあまりにも残酷な通達。

物語の終焉――それは至極当然の出来事である。

しかし、彼等はそれをどうしても、何がなんでも受け容れられないでいた。

各地で起こった小規模な「運動」も次第に時の流れと共に忘却の彼方へと

追いやられ、ひとり、またひとりとシスプリ最前線で

戦う者達は脱落していった。

「ジャンル替え」をすることにより、新たな居場所を見つけた者は多かったが、

いっぽうでシスプリから離れられず、ただ浮浪するしか無くなった者も居た。

絶望の日々は長く続いた。かつて熱く語り合った同士の消え失せた

Webの伽藍の中で、彼等はなんとも無力であった。

しかし2007年冬、クリスマス間近というその時期に、彼等のもとにひとつの知らせが

届いた。それは吉報かもしれないし、その逆であるかもしれない。

得体の知れない何か、しかしそれは確実に生まれ、産声を全国にこだまさせた。

「Baby Princess」

かの作品と同じく"Princess"の称号を冠したそれが一体これからどのように

動くのか全く予想ができない。しかし、全国のお兄ちゃん、お姉ちゃんは薄々と

そこに、かつての輝きと、これから生まれる輝きを半ば本能的に

嗅ぎ取ったのである。

歴史は動き出した。干乾びた老兵は再び銃を手に取り、

「ゆとり」と呼称される、シスプリ全盛期には物心ついたばかりで

触れようも無かった新兵達も、精悍なる瞳を戦場へと向けた。

諸君、べびプリである。

全力で駆ける事だけが、諸君らの責務であり悦びである。

べびプリ最前線、結成さる。


///


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